⚡ 第二種電気工事士 ゼロから合格

STEP 1 ・ 約12

図記号② コンセントと開閉器

📊 この単元のリターン: 本試験50問中 約4問がここから出る。
覚えること3つ — ①コンセント傍記: E=接地極・ET=接地端子・EET=両方・LK=抜け止め・T=引掛・WP=防雨 ②□B=配線用遮断器・□E=漏電遮断器(過負荷保護なし)・□BE=過負荷保護付漏電遮断器 ③刃受(極配置): 100Vは縦・200Vは横・接地極付は穴が増える

図記号② コンセントと開閉器

洗濯機置き場のコンセントに付いているアース端子、屋外コンセントの防水カバー、分電盤にずらりと並ぶブレーカ——どれも図面の上ではアルファベット1〜3文字の傍記で描き分けられています。

コンセントの図記号と傍記は配線図問題でほぼ毎回問われ、配線用遮断器・漏電遮断器などの開閉器類も定番です。 記号の形そのものより傍記文字の意味を問う問題が多いので、文字の意味を中心に覚えましょう。

コンセントの基本記号

コンセントの基本記号は、丸に2本の平行線を貫かせた形です。 口数(差込口の数)や機能は傍記で表します。傍記がなければ1口・15Aの一般的なコンセントです。

記号名称傍記・意味
コンセント(1口)傍記なし。定格15A 125V
22口コンセント数字=口数。3なら3口
E接地極付コンセントE=Earth。アース用の差込極がある(エアコン・洗濯機用など)
EET接地極付接地端子付コンセントE=接地極、ET=接地端子。両方を備える
WP防雨形コンセントWP=Waterproof。屋外用
20A20Aコンセント定格電流の傍記。20A回路用

そのほかの傍記もまとめて覚えましょう。

  • ET … 接地端子付(アース線をねじで留める端子付き)
  • LK … 抜け止め形(差して回すと抜けにくくなる)
  • T … 引掛形(回して固定する形状)
  • 3P … 3極(三相200V用など)
💡 覚え方: 「Eは極、ETは端子、EETは両方」。LKは「ロック(Lock)で抜け止め」、Tは「ターン(回す)で引掛形」と英語のイメージで結びつけると忘れません。

開閉器・遮断器・計器の図記号 — 「箱+文字」

分電盤(ぶんでんばん:ブレーカが集まった箱)まわりの機器は、四角の箱に文字を入れた記号で表します。 特にBとBEの違いは毎年のように出題されます。

記号名称傍記・意味
B配線用遮断器B=Breaker。過電流(使いすぎ・ショート)で回路を遮断
BE過負荷保護付漏電遮断器B(過電流)+E(漏電)の両方で遮断。配線用遮断器の働きを兼ねる
E漏電遮断器E=Earth leakage。漏電を検出して遮断。E単独は過負荷保護なし
S開閉器(箱開閉器)S=Switch。電動機の手元開閉器など
Wh電力量計(箱入り)Wh=ワットアワー。使用電力量を計る(電気メーター)
TSタイムスイッチTS=Time Switch。設定時刻に自動で入切
分電盤長方形を対角線で分け、半分を黒く塗る

EとBEの判別に注意: 「□にE」の漏電遮断器は漏電保護のみで、過負荷保護はありません。 一方「□にBE」は過負荷保護付の漏電遮断器で、配線用遮断器(B)の働きを兼ねます。 図記号を見て「過負荷保護があるかどうか」を判別させる問題が定番なので、EとBEは必ずセットで区別できるようにしましょう。

💡 覚え方: 「Bはブレーカ(過電流)、Eはアース(漏電)、BEは欲張りで両方」。住宅の分電盤の主開閉器にはBE(過負荷保護付漏電遮断器)がよく使われます。

頻出ポイントまとめ

  • コンセントは「丸+2本の平行線」。傍記なし=1口15A。
  • E=接地極付、ET=接地端子付、EET=両方付き。違いを問う問題が頻出。
  • LK=抜け止め形、T=引掛形、WP=防雨形、数字=口数。
  • 箱にB=配線用遮断器、箱にE=漏電遮断器(過負荷保護なし)、箱にBE=過負荷保護付漏電遮断器。
  • 箱にWh=電力量計、箱にTS=タイムスイッチ、半分黒塗りの箱=分電盤。

🎯 試験に出るパターン

実際の過去問はこういう形で出ます。タップで答えを確認:

Q. ⑧で示す器具は抜け止め形の防雨形コンセントである。その図記号の傍記表示は。

A. WPとLK。傍記は意味の部品ごとに分解して組み合わせて読みます(E+ET=EETも同じ要領)。

Q. ⑦で示すコンセント(20A 250V 接地極付)の極配置(刃受)は。

A. 200V用は刃受が横向き(一文字)になり、接地極付はさらに接地極の穴が加わった配置を選びます。100V用の縦長刃受との区別が狙われます。

Q. ⑨で示す図記号(□にBE)の機器は。

A. 過負荷保護付漏電遮断器。B(過電流)+E(漏電)の両方で遮断できます。Eだけなら漏電保護のみで過負荷保護なし——この違いを問うのが定番です。